「人」:「ひと」、「ニン」、「ジン」の読み分けのルール

漢字を勉強する外国人から出る悲鳴。
それは、「どうして同じ漢字に、色々な読み方があるの~!!╬」です。
これは、中国や台湾などの漢字圏の学習者からも出る意見です。

例えば、「人」という漢字。
この漢字は画数も少なく、よく使うものなので、大変早い段階で学習します。
しかし、その読み方に「ひと」、「ニン」、「ジン」が出てくると、
外国人はイライラ・・・ 
『先生!「ひと」と「ニン」と「ジン」のルールを教えてください!!!!』と
大合唱します。

実は、これは日本語教師泣かせのリクエストなのです。
「人」の読み方にはある程度の傾向はありますが、例外も多く、「はい、これが
100%のルールです!」と言い切れないのです。

しかし、「ある程度の傾向」はありますので、今日はそれをご紹介します。

①「人」という漢字を単独で使用する場合(漢字熟語にしない場合)は
 「ひと」
と読む。
  (例)この人、男の人
  → これは外国人にとっても簡単なルールです。

問題は、「人」を「ニン」、「ジン」と音読みするときです。

②「人」の前に「人の動作を表す語」がくる時は「ニン」と読む。
 (例)仕掛け人(仕掛ける人)、世話人(世話をする人)、
    管理人(管理する人)

③「人」の前に「人の属性・状態を表す語」が来ると、「ジン」と読む。
 (例)日本人(日本の人)、美人(美しい人)、老人(老いた人)

④「人」の前に数を表す言葉がくる時は「ニン」と読む。
 (例)三人、十人

というような傾向があります。
しかし、実際は、「一人(ひとり)」、「二人(ふたり)」や、「悪人」は
「悪ジン」と言わず、「悪ニン」というなど例外も多いので、結局は、
地道に覚えましょう・・というのが正攻法です。
しかし、ある程度の傾向があることを知れば、「こう読むのかな?」という類推
ができるようになります。

私たち日本人はこういった傾向を感覚で理解しているので、例えば「●●人」と
いう新しい語彙が出てきた時も、「ジン」と読むのか、「ニン」と読むのかを
類推して読むことができるのです。

外国人だけでなく、日本人の子供も、何となく覚えるのではなく、こういう傾向
があるんだよ・・ということを知ると、漢字を覚えるのが少し楽しくなるかも
しれませんね。

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