「~うちで」と「~なかで」

「私は果物のうちで、マンゴーが好きです。」
と言われたとき、違和感を覚える方は多いのではないでしょうか。

日本人であれば、
「私は果物のなかで、マンゴーが好きです。」
と言う人がほとんどかと思います。

この「~うちで」と「~なかで」
日本語教育では、ほとんどの初級のテキストで「~なかで」が出てきますので、
外国人も「~なかで」をよく使います。
その後、中級以上のレベルで、「~うちで」を学習するのですが、これが出て
くると「~うちで」と「~なかで」の使い方の混乱が起きるのです。

どちらも範囲を表す時に使う言葉ですが、最初の「果物のうちで、マンゴーが
好きです。」より、「果物のなかで、マンゴーが好きです。」と言った方が自然
だと感じるということは、日本人は「~うちで」と「~なかで」を使い分けて
いる
ようです。

では、どう使い分けているか・・・というと、
ある時間や期間、数量の範囲を表す時は「~うちで」
それ以外は「~なかで」
というルールがあります。

例えば、
「1日のうちで、一番渋滞するのは午前8時ごろです。」
「1年のうちで、8月が一番暑いです。」
「300人のうちで、次の審査に進めるのは5人だけです。」
「スポーツのなかで、サッカーが一番好きです。」
「このカタログに載っている物のなかで、何が一番欲しいですか。」
というように。

初級で「~なかで」を学習する外国人は、「~うちで」というところを
「~なかで」と言ってしまう傾向がありますが、最近は日本人でも
「~うちで」ではなく、何でも「~なかで」で済ませてしまう傾向もある
ようです。

ですが、ある時に、「ん?何か変だぞ」と感じるその感覚を大切にし、
使い分けできるようになりたいものですね。

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