「゛」と「゜」は便利なマーク?!

日本語の文字には、濁点(゛)と半濁点(゜)を使う文字がありますが、
これを教えると『日本語の「゛」と「゜」はとても便利なマークですね』
と言う外国人が多くいます。

どうして、そんな感想がでるかというと、
「か」+「゛」→「が」
「は」+「゜」→「ぱ」

と教える方法に原因があるようです。

こういう教え方をすると、外国人には、「が」や「ぱ」は、「か」や「は」など
基本の音にそれを変化させるマークの「゛」、「゜」がついた文字と見え、
発音のイメージがしやすいのだそうです。
(ある学習者は『「゛」と「゜」は音符の「♯」と「♭」のマークみたいですね』
と言ってました。)

そんなある日、英会話の先生たちのクラスで、彼らがこう言ってきました。

『先生、日本語には「゛」、「゜」という便利なマークがあるのに、どうして、
日本人は英語の発音が下手なの
ですか?そのマークを使えば、簡単に分かる
英語の発音があります』と。

英語の苦手な私は意味がわからなかったので、
「どういうこと?」と聞き返しました。

彼ら曰く、
『日本人は「Boy」を「B゛oy」のイメージで発音していると思います。
でも、アメリカに行ったら、「B゜oy」のイメージで発音しないと、
通じませんよ』とのこと。
(うーん。確かに私は「B゛oy」のイメージで発音しています・・・。)

そのほかにも、日本人が苦手な「L」と「R」、「F」、「P」などの発音も
この「゛」と「゜」のマークで違いをイメージさせることができる
そうです。
英語の専門家ではない私には、どういう感覚なの想像できませんが、
そのクラスの英会話の先生たちは、
『すごい!すごい!「゛」と「゜」は便利!!』と興奮していました。

日本人は「が」は最初から「が」の一文字と考えるため、「゛」や「゜」を
そんな風に見ることはなかなかできないと思いますが、外国人から見ると、
とても便利なマークのようです。

★おまけ★
実は昔の日本語には「が」という文字は存在していませんでした。
(百人一首の取り札や古典の原文には「゛」、「゜」の文字ってないですよね)
しかし、「が」という音は存在していました。そのため、文字として「か」と
書いても、「が」と発音してほしいときは、「か」の左下に「・・」と打って
いたそうです。それが、江戸時代頃から今のように「・・」を右上につける
ようになり、「が」という書き方で固定したんだそうです。
(秀英出版『国語要説』参照)

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