日本語の語順

図書館で面白い本を見つけました。 その名も「世界の中の日本語」(小峰書店)という本。 子供向けの本なのですが、世界の言語と比較しながら、日本語の特徴を考え、 日本語に興味を持ってもらうための本です。 その本にとても興味深い話が書かれていました。 それは、「世界の言葉の語順」というものです。 私たちの母語である日本語は「主語+目的語+動詞」という語順の言葉です。 しかし、英語を初めて勉強した時、英語は「主語+動詞+目的語」という語順 で、主語以下の語順が日本語とは違うことに「へ~。そうなんだ」と思った のではないでしょうか。 更に、中国語、フランス語、ドイツ語などの言葉も英語と同じ 「主語+動詞+目的語」の語順なので、 「日本語の語順は世界の言語から見たら、マイナーなのか」と考える方も 多いかと思います(私はそう思っていました)。 ところが!!! 世界の言語の50%弱は日本語と同じ語順なのだそうです!!! ちなみに、英語と同じ語順の言語は40%弱「動詞+主語+目的語」の語順の言語は10%弱、 「動詞+目的語+主語」のは約2%なのだそうです。 つまり、日本語の語順は決してマイナーではなく、実は世界の主流!なのです。 びっくりしました!!! ということは・・・ 日本語と外国語は語順が違うから、日本人が外国語を勉強する時は大変・・・ なのではなく、むしろ、同じ語順の外国語に出会う可能性が高いのです。 また、日本語を勉強する外国人も、「あ!日本語の語順は自分の国と同じだ!」 と思う人が多いと言えるのでしょうか。 正直なところ、あまりそう感じたことは今までの人生でありませんが、 「語順」が外国語を習得する際の一つのポイントになるのであれば、 外国人が日本語を勉強する時も、日本人が外国語を勉強する時も、 ちょっと楽なのかもしれませんね。 ◆◇◆ 本のご紹介 ◆◇◆ 「世界のなかの日本語」全6巻(小峰書店) 子供向けの本のため、絵や例が豊富で、難しい専門用語を使わず、とても分かり やすく「日本語とはどんな言葉か?」をまとめてあります。 1巻約50ページ程度ですので、ちょっとした時間に読める本です。
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